2023-05-11
災害への備え 2 -避難のための心構え-
持ち物以外で気をつけておくこと、準備が必要な事もあります。
①災害が起きたときパニックになり逃げ出して、飼い主と再会できずにいるペットが数多く出ます。
飼い主がわかる迷子札やマイクロチップを挿入して、連絡先がわかるようにしておきましょう。
②災害時、ペットと人間は同行避難が原則です。
避難場所には多くの人や動物が集まることが予想されます。病気感染のトラブルを避けるためにも、狂犬病ワクチンや混合ワクチンを毎年接種し、マダニやノミ予防もしておきましょう。
③避難時は大勢が集まりますので普段からの基本的なしつけが非常に重要になります。
ケージに入れてもないたり暴れたりしないよう「ハウス」や「待て」をはじめ、飼い主さんの言うことを聞くことができるように訓練しておきましょう。
子犬の頃から色々な人や動物に慣れさせて社交的な子にしておくことが理想です。
④近所の人と普段からコミュニケーションをはかっておくと避難時にもトラブルが起きにくいでしょう。
非常時にはペットに強いストレスがかかり、攻撃的になったり、思わぬ行動にでることもあります。避難している人間の方も勿論イライラしている人も多いでしょうから、色々な場面を想定し、同行避難の準備を整えておきましょう。
災害が起こってからでは間に合わない「ゲージにおとなしく入っていられるような訓練」や狂犬病ワクチン接種などは済ませておきましょう。
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